菅谷不動尊ご分身
菅谷寺(かんこくじ)は新潟県新発田市菅谷にある真言宗醍醐派の寺院です。日本三大不動尊の一つとも言われていて、山号は諸法山。菅谷不動尊(すがたにふどうそん)の通称で知られます。眼疾に霊験があり、寺伝によれば、源頼朝の叔父の護念上人(慈応)が開山、開基したとされます。護念は平家の圧力により比叡山から逃れる際、帰依していた比叡山無動寺の不動明王像の「御頭」を背負い諸国を行脚したのち、文治元年(1185年)に越後に一宇を建立したといわれています。当寺の本尊不動明王とは兄弟不動尊になります。